医院の周りには植樹がしてあります。
通常、建設会社から紹介された業者さんが植樹を行い、
その後一定の期間はその業者さんが木のメンテナンスも行うわけですが、
当医院の場合、あまりそういう点で誠意的な会社にめぐり合えなかったようです。
患者さんの何人かに指摘されてましたが、植樹された当初から
木がうまくついておらず、
元気がなかったり、枯れたりしてしまいました。
医院の周りの景色というのは医院だけのものではなく、
街の風景の一部として心和む役割を少しでも担うものだと思っているので、
とても寂しい思いでお世話をしてきました。
今後はさらに自分たちで手を加え、少しづつ改善していこうかと考えています。
医院の周りに植えるのですから植える植物も数が必要です。
そう思った先日、バラの苗がセットでかなりお値打ちだったので、
私の"なけなし"のお小遣いでその苗たちを買い、植えてみました。
「バラの苗はちゃんとつくかしら、
春になって皆さんにバラの花を見せることができるかしら、
どんな花が咲くのかしら・・」
どきどきしながら植えました。
ところが何日かすると、大きな通りに面したところに植えていた部分の
バラの苗はすべて引き抜かれ、持ちさられていたのです・・。
近くに歩いていた方でしょうか、偶然通りかかった方でしょうか、
引き抜いていったようです。
引き抜いて捨てたのか、持って帰ってお家に植えたのかはわかりません。
「花泥棒は罪にならない」という言葉があります。
本当の意味は「花を傍らから盗み見るのは罪にならない」
ということだそうですが、本当に持っていってしまうのは
やはりいけないことだと思うのです。
歯抜けのようになってしまった苗の列を見ると、
「春になったら皆さんにお花が見せられるかも!」と楽しみにしていただけに
少し悲しくなってしまいます。
|