〜注射や吸入、頑張った子にごほうびちょっぴり〜
当院では、注射などを頑張ったぞって子に"ちょっぴり"のご褒美のつもりで、シールやら何やら皆で考えたり集めたりしてあげることにしています。
「ご褒美目当てで何かをやらせるのは教育上不謹慎だ」
そう考えるお母さんたちもいるでしょう。
我がクリニックが「"ちょっぴり"ご褒美」の方針にした理由を少し書きたいと思います。
私は「芸は身を助ける」という昔ながらの親の方針もあって、本格的な日本舞踊にまだ小さい3歳の頃から入門しお稽古を続けていました。小さな子供なりに自分でも好きで始めたことなのですが、先生(「お師匠様」といいます)がお稽古前の私にいつも、「上手にお稽古できたらこのお菓子をあげようね」といってこっそり私に飴や小さな和菓子などを2.3個紙に包んで用意してくれていました。
もちろん私は「芸」の弟子にあたるのでお稽古に関しては厳しい先生でした。
お菓子がなくてもお稽古はしたでしょうが、ちょっとしたご褒美がやっぱり楽しみだったのと、それともう一つそうやってくれる先生のやさしさが伝わる気がして、更に頑張れた気がします。
そんなこともあり、当院では頑張った子にはちょっとだけだけど、ご褒美をあげられたらなと考えています。もちろん、すごいプレゼントなどはあげられないので、ほんとにスタッフの皆などの協力もあって出来る範囲でしています。
中には「そんなのいらない、もっといいものが欲しい」と言ったり、「他には何があるの、別のがいい」と言ったりする子などがいて悲しい気持ちになり、診療とは関係ないことだし、続けるのはやめようか・・と思う事もありますが、いつまで続けられるかわかりませんが、この「ちょっぴりご褒美」、出来る限り続けていきたいと思います。
「頑張ったね」って思う私たちスタッフ一同の気持ち、いつか子供達にもそんな気持ちが伝わるといいなと思っています。
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