
●最新の経鼻内視鏡を導入
当院が採用している経鼻内視鏡は、鼻から挿入することで喉の敏感な部分を刺激しないのはもちろん、これまで細い胃カメラが不得意とされていた画質が向上(ハイビジョン)し、特殊な光でガンが怪しまれる粘膜を識別できる機能(NBI)など、最先端の技術が搭載されたものです。
口から挿入しないため、矯正など口の中に装具を付けられている方でも、事前に外していただく必要がありません。
ご希望により口からの検査も可能ですが、この場合でもカメラの先端径 5mm程度 と非常に細いため、比較的楽に検査を受けていただけます。
●検査時間の配慮
午後診療開始前の特別枠(14:00 ~) にて検査を行います。この時間の検査には様々なメリットがあります。
・検査当日の朝食(8時まで・消化の良いもの)が可能です。朝の血圧のお薬など大切なお薬を飲むこともできるため、血圧の高い方でも安定した状態で検査を受けることができます。
・12時まで飲水が可能です。のどの渇きに長時間耐える必要が無く、脱水予防にもなります。
・胃カメラの検査は”一日仕事”になりがちですが、午前中に用事やお仕事の時間をとっていただくことが可能です。
●鎮静剤の使用
ご希望の方については、鎮静剤(麻酔)を使用して検査することも可能です。
ウトウトした状態で検査が行われるため、精神的にも楽に受けることができます。
これらの取り組みにより、過去につらい胃カメラを経験された方、胃カメラに恐怖感を持っていた方から、「こんなに楽ならもっと早く受けていればよかった」という声も頂きます。
胃カメラでの検査は胃がん、潰瘍やポリープ、様々な炎症の早期発見のために非常に有益な検査です。
検査の際に通過する食道や十二指腸の病気を同時に見つけることもあります。
より多くの方に胃カメラ検査を受けていただけるよう、当院は”苦しくない胃カメラ”への取り組みを、今後も進めていきます。